HOME | お役立ち情報 | ホームステイ受け入れお役立ち情報

NaFu! Japan Web(NPO法人 国際交流ならふれあいの会)


Nara Fureai Association of International Communication

サイト内検索Ajaxモード

ホームステイ受け入れお役立ち情報


                                 日 時:2008年1月26日
タイトル:ホームスティ受け入れ講座 より             
主催者: 鳥取県国際交流財団
講演者: 野原 純子
     (国際交流ならふれあいの会代表・奈良県(国際交流)もてなしアドバイザー)
会場:<鳥取市内開催>鳥取県民文化会館 第4会議室
   <米子市内開催>米子コンベンションセンター第4会議室
講演 内容:「ホームスティ受け入れ基礎知識」

その1.ホストファミリーの心得
●ホームステイの発祥
● ホームステイ受け入れの実施方法
●近年のホームステイの現状
●ホームステイは、善意から
●増えてゆくホームステイのニーズ
●ボランティアホストファミリーの利点
●市民レベル「おもてなしの心」
●ホームステイの積み重ね
●各自の流儀で新たな発見・感動
●ホームステイ受け入れの成果
●ホームステイ受け入れ、そのこころは?
か・・・家族(我が家)から 理解を深め 世も高む
き・・・来てうれし 無事に帰って see again!
く・・・・国(言葉)をこえ 心通わす おもてなし
け・・・経験談 貴重な体験 支え合い
こ・・・国際化 未来を拓く コミュニティ 

その2.受け入れの準備
(1)ホストファミリーとして・・・・受け入れに際し、家族間で事前に相談しておく。日程なども全員が把握し協力し合うように備え、まず家族が気持ちよく迎えるよう心がける。
(2)設備・部屋・・・・・・・・・・・・普段のままでよい。提供する部屋、用具は清潔なものを準備し、整理整頓の状態にしておく。   
(3)来訪者の照会・・・・・・・・・*アプリケーションフォームをチェックし、食事メニュー、ペットなどアレルギーの有無・特記(宗教)などを確め、来訪者を思いやる。
アプリケーションフォーム=受け入れ機関・コミュニティが作成する書類。便宜上の個人調査表(別添)
●駅までの地図・連絡先を書いたものを準備しておくと便利。

その3.受け入れ中の過ごし方
(1)迎え方・・・・・・・・・・・・・・・迎えるときには、必ず一人ひとり簡単な自己紹介
を心がけ、最初に名前で呼び合うようにすると溶け込み
やすく親しみが増す。(顔を見て、目を合せ、握手する場合も大いにある。)
(2)設備の使い方・・・・・トイレ・バスは、特に使用法を実際に見せる。布団の敷き方
たたみ方、洗濯の仕方なども説明する。
(3)コミュニケーション・・・・・・食事時間や内容(好き・嫌いを予め聞くと参考になる。)
買い物の方法、観光の打ち合わせなど)の可能性につ
いても、適宜話し合うとよい。
団欒について、世界の国においても楽しみ方は様々、各家庭の居間の使い方・就寝・起床時間・入浴時間にいたるまで習慣も時間帯も違うので必要に応じて、許容の範囲を説明しておき、予め簡単に説明しておくとよい。国によっては、日本とは、天地が逆さまで、全く習慣が違う場合があり日本人の通常では理解し難いこともあるということを心得ておき、理解協力の姿勢を備える。
うまくコミュ二ケーションが通じた場合は、その気持ちを素直に伝え、喜びを感じ合う。

(4)ホストファミリーと過ごす・・楽しく有意義な滞在になるよう、できる範囲で家族と共に過ごすが、決して無理強いをしないよう相手の気持ちを思いやる。順調にいくようホスト側が主導し調整する。また、家庭にも相手にも精神的経済的負担がかからないようホストがリードし理解し合う。




その4.注意しておきたいこと
(1)ホストファミリーのルール・・滞在中ホストファミリーがホームスチューデントに理解 
してほしい点があれば、ファミリーとして遠慮なく伝える。不慮の事故や、判断に困るとき(例:破損・体調不良・受け入れが続けられない時など)は、速やかに団体の責任者および引率責任者に報告・連絡・相談し、判断を仰ぐことが望ましい。また、受け入れ中、何か特別なことをしたいなどを告げられた場合は、協力できること・出来ないことを明確に伝え、遠慮なく分かり合えるまで(筆談身振り手振りも含み)伝えた方が良い。折角の受け入れをして、その気持ちが実るよう、図る。一人で心に貯めておいたり、家族だけで悩んだりはしない方がよいでしょう。
○家庭電話の使用は、出来ないことは、前提です。                   公衆電話などにしてもらう。他、費用の発生が伴うことや、迷惑な行為は、予め規定書面で断っておく。
○喫煙場所・食器を運ぶ・洗う・外出・門限・洗濯についても、ルールを伝えておく。